【提案②】徳之島のコロナ対策 いつまで自粛するの?ウイルスとの共存で新たな島の形を創ろう

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当サイト「とくのらんど」では、新年度を迎える前より離島の医療崩壊を懸念していたので、緊急事態宣言が発令される前に島への出入りの自粛及び対策の必要性を訴えてきました。

前回の記事が気になる方はこちら【提案】島のコロナ対策はこうしろ! キバレ、わきゃ島”徳之島”からどうぞ!

今では『島の医療を崩壊させない!』という意識が高まり、個人・企業・行政を問わず最近ではSNSなどを通してメッセージがどんどん発信されています。

さらに”離島式ロックダウン“のようなものが始まっていて『島の生活を守ろう!』という強い想いが感じ取れます。

しかし、各イベントが中止し、お店も次々と休業、学校も長期に休みとなり、さらに観光や帰省目的での来島自粛要請…

ちょっと大丈夫?

という思いがあるので今回は、徳之島のコロナ対策に対する2つ目の提案として私の考えを記事にまとめました。

よかったら最後までお付き合いください。

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コロナ対策 これまでの経過

新型コロナウイルスに関する全国や県内の動きについて時系列にまとめました。

1月16日日本人初一人目の感染者が確認
3月26日鹿児島県内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認
4月3日徳之島空港の到着口で検温コーナー設置

行政機関より「島民の島外への渡航を自粛してほしい」とのマイク放送(徳之島)

4月6日当サイトからコロナ対策の記事投稿
4月7日7都府県への緊急事態宣言が発令
4月13日亀徳新港で乗船手続き前の検温実施
4月16日緊急事態宣言の発令地域の全国拡大
4月17日奄美大島初一人目の感染者が確認

徳之島空港に体の表面温度を測るサーモグラフィーの運用を開始

国の緊急事態宣言や補償などもう少し早く実施されたら良かったかな、と思いますが今さら言ってもしかたありません。

これからの動きに注目していきたいですね。

徳之島での起こっている『負』の影響

まだ、徳之島で新型コロナウイルスの感染者は出ていません。

しかし徳之島でも確実に『負』の影響が出ています。

例えば、

・史上初 5月の闘牛大会中止が決定

・例年5月に行われる世界遺産委員会が、新型コロナウイルスの影響により時期が不透明となった

・7月開催予定の徳之島トライアスロンが11月に延期が決定

これ以外にも冒頭で話したように、各種イベントの中止やお店の休業、学校も長期に休みになったり個人レベルから徳之島全体まで『負』の影響が出ています。

とくに上に挙げた3つに関しては、多くの人が訪れてたくさんピーアールできる、徳之島において大切なビックイベントでもあります。

大きな痛手ですが、しかたありませんね。。。

いつまで自粛したらいいの?

沖縄で感染者が拡大している影響もあり、ここ最近では島内からも”人の流れを自粛“する提案や呼びかけがSNS上で拡散されています。

その甲斐もあり島全体で医療崩壊に対する危機感が高まってきましたし、メディアで取り上げられるようにもなりました。

この事自体は喜ばしいことであり、徳之島内の感染者は今のところ”ゼロ”となっています(2020/4/23現在)。

しかし、ここで考えてほしいことがあります。

仮に感染者の増加をピークアウトさせ、感染者数が減少に転じたとしても、ゴールデンウィーク明けに緊急事態宣言が解除されたら、今回の戦いは終わりでしょうか。そして、いつもの徳之島が戻ってくるのでしょうか。

おそらく感染者は”ゼロ”にはならないし、そもそも直ちに終息はしないでしょう。

全国で人の流れや活動が再開されれば、またきっと感染者は増えます。

そのとき徳之島はどうしますか?

観光客を呼び寄せイベントを開催しますか?

それとも引き続き自粛しますか?

これから徳之島はどうしたらいい?

もともとこのウイルスとの戦いは2〜3年の長期戦になると言われています。

仮にピークアウトを防げたとしても、おそらくインフルエンザのように毎年流行がやってきます。

CDC(アメリカ疾病対策センター)によると、冬には第2がやってきて今よりも被害は拡大する可能性があると指摘しています

徳之島をはじめとする周辺の離島は冬まで”離島式ロックダウン”をずっと続けますか?

沖縄や隣の奄美大島ほどの観光地でないにしろ観光客や帰省者の人の出入りで活気をもらっている徳之島にその選択は酷ですよね。

そもそも2~3年もそんな状況は続けられないし生活がもたないですよね。

そこで今後、徳之島がとるべき行動について考えてみました。

おそらくこの2つになると思います。

考えられる2つシナリオ

①離島式ロックダウンを続け、治療薬やワクチンの開発を待つ
②ウイルスと共存しながら活動を再開する

①を望む人は多いかと思いますが治療薬やワクチンの開発はまだまだ先になりそうですし、今の状況を続けていくのは厳しいと思います。

そこでもう一つの選択肢が②です。どうせ度々流行のようなことが起きるなら、これまでの常識を少し見直し環境の方を変えるというものです。

具体的には、今話題のリモートワークやzoom会議などを職場や教育現場に取り入れていく。

飲食店ならテイクアウトを充実させる(こちらはすでに数店舗で取り組んでいますね)。

観光業などもそうですが、それぞれの立場で新たな形を生み出し価値を島内の住民や島外の観光者に提供していくということ。

新型コロナウィルスに関する最新情報がほしい人はこちら⏬
厚生労働省ホームページ
鹿児島県新型コロナウィルス感染症に関する情報

まとめ;ウイルスとの共存で新たな島の形を創ろう

島を守りたい!観光ストップ!

その気持ちはすごく分かります。

でも、日本の状況はたった2~3週でも刻一刻と変化しています。

このまま動かず何もしないで耐えるか、時代に逆らわず適応するために動き出すか・・・

私は徳之島がこの時代の波に乗って新たな形を生み出し前に進む未来を期待しています。

あなたはどうですか?

みんなの知恵を出し合ってこの難局を乗り切りましょう。

おすすめ▶【提案③】コロナが教えてくれた徳之島が歩む道 これから気を付けること

※新時代の徳之島を応援する「とくのらんど」より

\自宅で退屈している方はこちら/

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