あなたが旅立ったあの日を忘れない!離島で子育てする親の苦悩や葛藤、そして期待

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あなたと出会って同時に始まるタイムリミット

親と子が引き離されるまで、残り15年・・・

船場へあなたを送る車の道中
残り少ない時間で会話した待合所
荷物を抱え乗船していく後ろ姿
手を振り別れを惜しむ島人
島から遠ざかっていく船

今でも思い出すあの光景。15年間、必死で育てたあなたが旅立つ時・・・泣いたちゃったなぁ

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みんなで子育てをするという精神基盤が存在

碧い海、青い空、希少生物が生息する自然、そんな環境の中で”あなた”はこの世に生を受け、わが家の一員になりました。

それはもう、わたしたち家族だけでなくお爺ちゃんやお婆ちゃん、親戚、そして友人や職場のみんなが”あなた”の誕生を心から喜びました。

あなたが生まれた徳之島には、「子どぅ宝」(子は宝)という言葉があります。

授かりものである子どもはすべての人にとっての宝

家族・親戚・地域全体で子育てを応援する精神基盤が当たり前のように存在するから、子だくさんだとしても不安なく子育てをすることができます。

わが子との別れのカウントダウンがスタート!?

徳之島で子育てをする親は、パパやママになった瞬間、わが子との別れのカウントダウンがスタートします。

限られた時間の中、愛情いっぱいに育てられた子どもたちは、中学校や高校を卒業すると同時に島を離れ、親や友達と離れ離れになります。

これは離島で子育てする上で覚悟しなければならない現実です。

別れのその日が来るのを待ち受けながらの子育て・・・区切りがある子育てだからこそ、徳之島では子育てそのものが濃いものになります。

分かっているけどやっぱり寂しい・・・

愛情いっぱい育てたわが子の成長は素直に嬉しいです♡

でも、やっぱり寂しい気持ちがこみ上げてきます・・・なぜ!?

頭では理解しているつもり、だけど感情がついていかない・・・

そんな気持ちではないでしょうか

「男の子は一度親元からはなれて世間を見たほうが良い」ともいいますが、いざ離れて生活することを実感すると、わが子が小さい頃の思い出が次々とよみがえってきます。

離島出身者の筆者も一人暮らしを経験した1人。普段、気丈に振る舞っている強い母ですら、友達や職場の同僚と話をするときは涙を浮かべていたのを思い出します。

ただ感情がついていかない・・・そう、あなたは決してダメな親ではない

寂しいのはこれまでわが子と真っ正面から向き合ってきた証

泣いたっていい、寂しい思いをしてもいい

だって、それは15~18年間、一生懸命に子育てをしてきた証なのでだから

・熱を出した時は慌てて病院へ
・一生懸命に応援したスポーツ観戦
・喜ぶ顔を見たくて計画した家族旅行

大変だったけど、”あなた”の成長が楽しかったし、”あなた”がいたから仕事も頑張れた

大切に大切に育てた”わが子”がいざ旅立つ、そんな時に寂しい思いがあっても当然!

大丈夫、立派に子育てした成果は、なんらかの素敵な形で必ずわが身に戻ってくるから(*^_^*)

離れても遠くからあなたを応援するよ

親は、子供がいくつになっても親

今まで通りに世話を焼いてもいいし、宅配便で「お袋の味」を送ってあげてもいい、電話してもメールしてもいい、時間があったら上京して一緒に食事に行ってもいい

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それに、子供も一度、親元を離れて生活することで親の有難さが分かります。筆者も一人暮らしを経験したことで親の有難さが十分に分かったし、親離れしたことで大きく成長できました。

学校生活、部活動やサークル活動、アルバイトなど”あなた”はこれから色んな経験をしてたくさんの事を学ぶよ

そして、わが子が別人のように大人になる、その姿を見るのを楽しみにまちましょ(^_-)-☆

「親」の字のごとく、木の上で立って見守る気持ちも大切ですね。

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