みんなが大好きなポテトチップスやフライドポテト、その原材料はじゃがいもです。
そして、そのじゃがいもの生産地と言えば「北海道」が真っ先に頭に浮かびますが、実は鹿児島県徳之島でも北海道産のじゃがいもに引けを取らない味のじゃがいもが生産されています。
鹿児島でもじゃがいもが生産されているんだね♡
徳之島について知りたい人は、さあ、徳之島へ行こう!どこよりも分かりやすい徳之島への行き方まとめの記事がおすすめです。
この記事では、徳之島産バレイショ(じゃがいも)について紹介します。
鹿児島県はじゃがいもの生産第3位!
じゃがいもの種イモの植え付けをしている様子です。近年、徳之島でも機械化が浸透し農業も楽になってきました。
耕された畑に並べられた種イモです。この後、土を被せられ芽が出るのを待ちます。美味しいじゃがいもが出来ますように(^o^)丿
そもそもじゃがいもて、寒い北海道で収穫されるんじゃないの?と、思った方多いのではないでしょうか。
もちろん北海道が国内での収穫量はトップ!、ですが、鹿児島県は「日本第3位」のじゃがいもの収穫量を誇る生産地なんですよ♪
さらに鹿児島県にある徳之島は、鹿児島県内において約3割を生産しています。出荷量としては、年間25,000トン!!!!!
これ、鹿児島県民のほとんどは知りません。徳之島もなかなかのじゃがいも大国なんです(*’▽’)
こちらは機械での収穫の様子を撮影したもので、こちらは比較的小さい機械となります。
徳之島ブランド「赤土新バレイショ春一番」はとっても美味しい!
煮くずれしにくいので煮物やカレー、シチューなどにもおススメです。
徳之島で収穫されるじゃがいもは「赤土新ばれいしょ春一番」と呼ばれ、南国の太陽とミネラルたっぷり含んだ赤土によって育てられます。
サンゴ礁が長年かけて風化した土壌「赤土(あかつち)」で栽培するため、本土のものと比較して、ビタミンCやカリウムのほかに、マグネシウムやリンなどのミネラルが豊富です。
煮物やカレーに適しているから、食べると香ばしく、中がホクホクでジューシー、とても美味しいよ☆
大阪や東京に住む徳之島出身の方が毎年注文する程、徳之島産のじゃがいもは美味しい!!そこから口コミでじわりじわり評判が広がっています。
冗談抜きで一度、口にしてみてください。その美味しさ、すぐに分かりますので(^_^)v
そもそも「じゃがいも」はどこから来たの?
じゃがいもはナス科ナス属の植物で、原産はアンデスの高地と言われています。
「さといも」や「さつまいも」と同じ種類と思いきや「トマト」や「とうがらし」、「ピーマン」の仲間なんて、意外ですよね。
16世紀にヨーロッパに伝わり、それ以来世界各地で親しまれるようになった野菜です。日本には江戸時代には既に入ってきていて、甲府などで栽培が奨励されていたという記録が残っています。
「じゃがいも」の品種について紹介
じゃがいもは品種も豊富で、子どもと一緒に芋ほりも楽しめる家庭菜園にぴったりの食物です。そんな中で、比較的育てやすい品種は、メークイン、男爵、デジマといったところです。
農林1号 | 全国的に人気で北海道では多く栽培されている品種です。でんぷん価が高く煮くずれしやすいので、粉ふきイモやポテトサラダに向いていて、コロッケやマッシュポテト、サラダなどに向いています。 |
メークイン | 煮崩れが少ないので、おでんや煮物、揚げ物に向いています。形状は細長く、収量はやや少ないです。 |
ニシユタカ | 鹿児島県で多く作られている代表的品種。いもが大きくなりやすいですが、そうか病に弱いです。煮くずれが少なく、ホクホクしていて美味しいですよ。 |
デジマ | 暖地栽培に適した品種で。春作,秋作とも多く収穫できます。いもの表皮が滑らかで外観,食味が良く煮くずれしにくいので、みそ汁の実や煮物に適しています。 |
今日では、品種改良がなされ、より美味しいじゃがいもが登場しています。
徳之島産バレイショ(じゃがいも)は食べる価値あり
じゃがいもの芽は、日にあたると緑色になり、そこにはソラニンという毒ができます。調理する時は、必ずきちんと取ってから食べましょう。
徳之島では11月~12月に植えられたじゃがいもが、今(2~3月)まさに出荷の最盛期。徳之島の農家のみなさん、美味しいじゃがいもを全国に届けてください。