島内の一大イベントの1つである「トライアスロンIN徳之島」は、トライアスロンを見物するためのツアーが組まれるほど、人気の大会です。
数多くのアスリートたちが一度参加したら、やみつきになる国内屈指のミドル大会!
この記事では、そんな徳之島で開催されるトライアスロンの概要・歴史・見どころについてご紹介します。
トライアスロンIN徳之島の概要
まず、トライアスロンIN徳之島の概要をまとめてみました。
基本情報
大会名 | トライアスロンIN徳之島 |
主催 | トライアスロンIN徳之島大会実行委員会 |
開催地 | 鹿児島県徳之島 |
開催日 | 毎年6月下旬~7月上旬頃 ※2019年は、6月23日(日)の開催 |
種目・距離 | スイム:2.0km バイク:75.0km ラン:20.0km 合 計 97㎞ ①総合クラス:スイム・バイク・ランを一人で競技する方式 ②リレークラス:1チーム3名で編成し、スイム1名・バイク1名・ラン1名で競技するリレー方式 |
参加料 | ①総合クラス:20,000円(JTU登録選手) / 22,000円(未登録選手) ②リレークラス:1チーム33,000円 ※いずれもパーティー費・保険料を含みます。 |
参加資格 | ・18歳以上の健康な男女 ・募集要項に定められた所定の書類を提出し受理された者 |
徳之島についてさくっと知りたい方は、【完全保存版】さくっと徳之島の事を知ろう❢ 観光・グルメ・文化、早わかりガイドを参考にしてください。
大会当日は、競技に合わせて交通規制がしかれます。コース上の県道や町道が全面通行止めになるほか、一部のバス路線が運休となるのでお出かけの際は確認をお願いします。
お問い合わせ先 ➡トライアスロンIN徳之島大会事務局(天城町商工水産観光課内);0997-85-5382(直通)
トライアスロンIN徳之島の歴史
「遅くてもあなたが主役」というコンセプトを掲げる徳之島のトライアスロンは開催30回を超えました。そのトライアスロンIN徳之島の歴史を少しみてみましょう。
1988年、世界最長の青函トンネル開通やソウル・オリンピック開催に日本中の注目が向く中、沖縄に近い鹿児島県徳之島では第1回のトライアスロンが開催し、島興しのために始まった当時の参加者は130人ほど。
そんな小さな大会でしたが、少しずつ参加人数が増え、いまでは参加者は700人を超える島内屈指のビッグイベントに成長!
2018年には台風接近に伴い開催自体が危ぶまれましたが、スイム種目を中止してラン、バイクのデュアスロン形式を採用してどうにか開催しました。
プロの招待選手を誘致したり、ライブやウェルカム、クロージングパーティーが行われるなど年々バージョンアップし、年々熱をおびています。
トライアスロン開催に際しては島民を中心に、道路の整備やゴミ拾いなどボランティア活動を行い、大会当日は島全体で盛り上がりをみせています。
「第30回記念大会ムービー」はこちら↓
トライアスロンIN徳之島の見どころ
レースの1月前になるとエントリー用紙と一緒に、徳之島の子供たちからの応援メッセージが書かれた手紙が送られてきます。
徳之島で開催されるトライアスロン大会は、スイム2.0km、バイク75km、ラン20kmの距離で構成され、「ミドル・ディスタンス」に分類されます。
そう、オリンピック種目より徳之島でのトライアスロンの方が難易度は高くなります💦
徳之島の天城町にあるヨナマビーチがスイムのスタート地点となり、バイクで島をほぼ一周、その後は20kmのマラソンが待ち構えています。
コースには声援を送る島民の姿を大勢見かけることができます。選手はその中に手紙を送ってくれた子どもがいないかな~という思いを抱きながら徳之島中を駆け抜けていきます。
身内や他人は関係なしに参加者全員に激励の声をかけるので、島外から大会に参加した選手は元気と勇気をもらいます。これが大きな力となって好成績につながることがあります。
また、エイドステーションでの飲食物のサポートなどが心の支えとなり、選手も島民も心が一つになる瞬間は感動の場面となります。
最初は沿道で応援していた人が、やがてトライアスロンに挑戦するなんてこともあるそうですよ。
まとめ;地元民と一緒に楽しめる大会
美しい海、青い空、赤いハイビスカス、心豊かな子供たちがたくさんいる島、ホテルのプライベートビーチにバイクでみたサトウキビ畑、どれをとってもいいですよね。
徳之島のトライアスロンを選手として楽しむのもよし、運営側として楽しむのもよし、応援者として楽しむのもよし
さらに、観光をして徳之島を思う存分に満喫しましょう!
徳之島観光には、徳之島を120%楽しむための観光スポット7選!地元民が選ぶおすすめはココだ!の記事が参考になります。
それぞれのどの立場からでも素敵な思い出の1ページとなるトライアスロンは、全国各地探してもここ徳之島だけです。
多くのリピーターを惹きつけてやまないトライアスロンIN徳之島。美しいコースロケーションだけではなく、島を挙げての「熱いおもてなし」を、ぜひ生で味わってください。