世界遺産を見に行きたいけど、子どもが大きくなるまで旅行はちょっと……と諦めてはいませんか?
確かに小さな子どもを連れて海外に行くだけでも大変なのに、世界遺産に登録されている場所は観光客がとにかく多い😭
実は、日本国内にも世界遺産登録されている場所があります。日本にも世界と肩を並べることができる素敵な場所が存在することは誇らしいですよね。
日本の世界遺産一覧は、【日本のユネスコ世界遺産一覧】鹿児島県徳之島はこの仲間入りを目指しています!、に記載されていますので参考にしてください。
そして、現在、日本から世界遺産登録を目指して準備を進めている場所があります。(2021年7月に登録済み)
それが鹿児島県にある離島「徳之島」。徳之島全体の雰囲気と、そこに暮らす住民がとにかく温かい島です。
今回は、世界遺産登録を目指す徳之島のこれまでの道のりと魅力についてサクッとまとめています。
日本にある世界遺産に行こう
世界には魅力ある世界遺産スポットがたくさんあります。
でも、赤ちゃんや小さな子どもを連れて行くのはなかなか難しい……と行くのを諦めている方も多いのではないでしょうか。
現在、ユネスコに登録された日本の世界遺産は、自然遺産も含めると全部で22件。特に、2011年からはほぼ毎年登録されており、旅行スポットとしても関心が高まっています。
そう日本国内にも素敵な世界遺産がこれだけありますし、徳之島はその仲間入りを目指そうと頑張っています。
世界遺産を目指す徳之島の魅力とは
鹿児島県の「奄美大島」や「徳之島」は、国内最大規模の亜熱帯照葉樹の森に覆われた大自然の島です。
年間降水量約3000mmというとても湿潤な森は、大陸との結合・分離を繰り返しながら、多くの固有種を育んできました。
アマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなど、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの絶滅危惧種86種を含む動植物が徳之島には生息しています。
文化は九州と沖縄とは違った独自の文化が息づき、集落行事も各地で盛んに行われています。奄美群島で唯一行われている「闘牛」もその一つです
面積もそんなに広くないので、バスと徒歩で1日あれば十分にすべての歴史遺産を見回ることができ、家族旅行に適したポイントです!
「離島」なので、もちろん車では行けません。フェリーや飛行機に乗って行くののも、子どもにとっては嬉しいポイントになるはずです(意外と大人になるまでフェリーや飛行機に乗ったことがない方も多いみたいですよ)。
世界遺産登録までの道のり
世界遺産登録に向けて頑張っている徳之島、これまでの道のりを簡単にまとめました。2013年に始まってかれこれ5年が経過しているのですね。
世界自然遺産の登録候補地とすることが決定○2017年2月1日まで
ユネスコ世界遺産センターへ推薦書(正式版)を提出○2017年夏~秋頃
世界遺産委員会の諮問機関(国際自然保護連合(IUCN))による現地調査・評価○2018年6月~現在
世界遺産委員会の「記載延期」の勧告を受けて推薦書を取り下げを決定。新たに2020年の登録を目指す。
家族旅行に徳之島はいかが!?
子どもの年齢や条件によって世界遺産に行ける場所は限られますが、小さな子ども連れでも楽しめる世界遺産スポットは日本国内にもたくさんあります。
とくに今回紹介した鹿児島県徳之島は、世界遺産登録がこれからの場所なので観光がしやすいですよ。
おすすめはやはり「海」。ムシロ瀬や喜念浜が運営者”ぴろじ”の一押しです!
ムシロ瀬
喜念浜
ご紹介した観光スポット以外にも魅力ある場所はまだまだありますので、お気に入りの場所を探してみるのもいいですね。